こんにちは!!
今回は膝の痛みについてですが的を絞ったお話です。
先日、中学生のサッカー少年が初めて来院しました。
問診を取ると膝の内側の痛みを訴えていました。
膝周りの痛みは場所や症状によって原因や施術方法も全然違います。
鑑別しなければいけない主な症状は、内足側副靱帯の損傷、半月板損傷、鵞足炎 などです。
今回中学生のサッカー少年の症状は、膝を屈曲(曲げる)と疼痛あり、走ると疼痛あり、内側部を押すと痛みはなし、強制的に内反(膝の内側を伸ばすテスト)をさせると痛みはなし。
これらの症状でわかる限り、上記の鑑別診断で一番疑われるものは鵞足炎です。
鵞足炎はサッカーなどで、ボールをキックする際に膝を曲げ伸ばしします。
また短い距離を勢いよく走り急激にストップします。
他にもいろいろありますがこれらの繰り返しが多いスポーツがサッカーなので症状が出やすいのです。
専門的な話をさせて頂くと、関連する筋肉は3つあります。
それが、縫工筋・薄筋・半腱様筋です。
これらの筋肉の使いすぎや機能不全により痛みが出てしまいます。
実は私も学生時代にこれになってしまった事があり、結果的に高校生を卒業するまで膝の痛みが続きました。
ひどくなると炎症なので熱を持ち、皮下出血斑(黒血)ガ見られます。
私の場合、痛みを我慢しなんとか高校卒業までサッカーを続けることが出来ましたが、実はこの判断は間違っていました。
資格取っ現場に出ている一人として言えるのが、膝の痛みはとても真剣に考えなければいけない悩みです。
膝が悪いと全身が悪くなってしまってもおかしくありません。
また、スポーツ選手で一番良くないケガが膝と足首と考えるからです。
理由は、スポーツにおいて野球でもサッカーでもバレーでもフィギュアスケートでも膝や足首をケガした選手は一生涯古傷と付き合っているからです。
なぜかというと、膝と足首はスポーツで必ず使い、踏ん張りをきかせたり身体を反転させる際に使ったり、身体への負担を吸収する役割もあります。
これらが無くなってしまうとパフォーマンスももちろん落ちますが、身体の負担も増え別の場所に負担が加わり痛みが出てきます。
それらのために腰痛が起きたり肩の痛みが起きたり肉離れをしてしまったりと結果的にケガが多い選手になります。
膝のケガをしてしまうとこのようにスポーツ選手として大変不都合なことが繰り返します。
痛みが出たらすぐに施術を開始するのはもちろん大事ですが、その前に膝を痛めない様に予防することこそがとても大切です。
もし鵞足炎になってしまったら仙台市宮城野区にある宮城野区ピース整骨院にお任せ下さい!!
宮城野区ピース整骨院
宮城県仙台市宮城野区出花1丁目149―1
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